生抜はへぬ)” の例文
旧字:生拔
家に生抜はへぬきの我れ実子にてもあらば、かかる迎へのよしや十度十五たび来たらんとも、おもひ立ちての修業なれば一トかどの学問をみがかぬほどは不孝の罪ゆるしたまへとでもいひやりて
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)