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瓦屋
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かわらや
ふりがな文庫
“
瓦屋
(
かわらや
)” の例文
もう少し先へ行くと
都鳥
(
みやこどり
)
と、
瓦屋
(
かわらや
)
が名物ですが、この辺はまだ町の中で、岸にはいろいろのゴミが、雪と一緒に
川面
(
かわも
)
を埋めております。
銭形平次捕物控:021 雪の精
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それで本家とか
旧家
(
きゅうか
)
とかいうような、もっとも念入りの葺きかたをしていた家から、最初にこれをやめて
瓦屋
(
かわらや
)
になろうとしている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
小梅の勝んべも怒るとつらがあんな色になりやがった、……あの眼だまは誰に似てるかしらん、
瓦屋
(
かわらや
)
の熊だろうか。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
官庁や、大寺が、にょっきりにょっきり、立っている外は、貴族の屋敷が、処々むやみに場をとって、その相間相間に、板屋や
瓦屋
(
かわらや
)
が、交りまじりに続いている。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
これを渡りてまた林の間を行けばたちまち町の中ほどに
出
(
い
)
ず、こは都にて開かるる洋画展覧会などの出品の
中
(
うち
)
にてよく見受くる
田舎町
(
いなかまち
)
の一つなれば、
茅屋
(
くさや
)
と
瓦屋
(
かわらや
)
と打ち
雑
(
まじ
)
りたる
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
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カラヤがもし
瓦屋
(
かわらや
)
ならば、これは新らしい発生である。その次には石垣の本島から南へかけて
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そうしてまだ昔の
瓦屋
(
かわらや
)
のじぶんの安全感だけが、のこっているらしいのは少々あぶない。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
瓦
常用漢字
中学
部首:⽡
5画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“瓦屋”で始まる語句
瓦屋根