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理趣
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ことわり
ふりがな文庫
“
理趣
(
ことわり
)” の例文
こゝに
此
(
この
)
因果を観じて
如是
(
にょぜ
)
本末の
理趣
(
ことわり
)
を
究竟
(
くきょう
)
し、
根元
(
こんげん
)
を断証して菩提心に転じ、一宇の
伽藍
(
がらん
)
を起して
仏智慧
(
ぶつちえ
)
を
荘儼
(
しょうごん
)
し
奉
(
たてまつ
)
り、一念
称名
(
しょうみょう
)
、
人天咸供敬
(
にんてんげんくぎょう
)
の浄道場となせる事あり。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かくの如きの物語、
六道
(
りくどう
)
の
巷
(
ちまた
)
を
娑婆
(
しゃば
)
にあらはし、
業報
(
ごっぽう
)
の
理趣
(
ことわり
)
を眼前に転ず。聞く
煩悩即菩提
(
ぼんのうそくぼだい
)
、
六塵即浄土
(
ろくじんそくじょうど
)
と、呉家祖先の冥福、
末代正等正覚
(
まつだいしょうとうしょうがく
)
の
結縁
(
けちえん
)
まことに
涯
(
かぎり
)
あるべからず。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
趣
常用漢字
中学
部首:⾛
15画
“理趣”で始まる語句
理趣品
理趣経