王褒おうほう)” の例文
この文句は何から採っただろうと、『淵鑑類函』四二五、鶏の条を探ると、〈王褒おうほう曰く、魚瞰鶏睨、李善以為おもえらく魚目つむらず、鶏好く邪視す〉とある。
お身は、宋玉や、王褒おうほうの書いた物を大分持って居ると言うが、太宰府へ行った時に、手に入れたのじゃな。あんな若い年で、わせだったのだのう。お身は——。お身の氏では、古麻呂こまろ
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
『漢書』に宣帝神爵と改元した時、あるいは言う、益州に、金馬、碧鶏の神あり。醮祭しょうさいして致すべしと。ここにおいて諫大夫王褒おうほうを遣わし、節を持ってこれを求めしむと。