“玉嬌枝”の読み方と例文
読み方割合
ぎょっきょうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
画工一代の悲願と、腕みがきのため、御山みやま金天聖廟きんてんせいびょうの壁画を描くべく娘の玉嬌枝ぎょっきょうしを連れて、数日間、がんがけの参籠さんろうをしていたものだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、ここにあわれをとどめたのは、絵師の娘玉嬌枝ぎょっきょうしである。彼女はどうしても見あたらなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)