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獣蝋
ふりがな文庫
“獣蝋”の読み方と例文
読み方
割合
じゅうろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅうろう
(逆引き)
そして、竹童はそのまえに
疲
(
つか
)
れたからだをすえ、咲耶子はうちしおれて、
紫蘭
(
しらん
)
のかおる
黒髪
(
くろかみ
)
を、あかい
獣蝋
(
じゅうろう
)
の
灯
(
ひ
)
のそばにうつむけていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つれこまれた
伊那丸
(
いなまる
)
は、やがて、
首領
(
しゅりょう
)
の小角の前へでた。
獣蝋
(
じゅうろう
)
の
燭
(
しょく
)
が、まばゆいばかりかがやいている大広間は、あたかも、
部将
(
ぶしょう
)
の城内へのぞんだような心地がする。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、
獣皮
(
じゅうひ
)
、
獣蝋
(
じゅうろう
)
、
膏薬
(
こうやく
)
、
角細工
(
つのざいく
)
、
馬具革
(
ばぐがわ
)
、袋ものなど、あらゆる
獣産物
(
じゅうさんぶつ
)
を売っている。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
獣蝋(じゅうろう)の例文をもっと
(2作品)
見る
獣
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
“獣”で始まる語句
獣
獣物
獣医
獣皮
獣類
獣油
獣肉
獣肉屋
獣皮屋
獣中