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猟夫
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さつを
ふりがな文庫
“
猟夫
(
さつを
)” の例文
旧字:
獵夫
この歌の近くに、「山辺には
猟夫
(
さつを
)
のねらひ
恐
(
かしこ
)
けど
牡鹿
(
をじか
)
鳴くなり妻の
眼
(
め
)
を
欲
(
ほ
)
り」(巻十・二一四九)というのがあるが、この方は常識的に露骨で、まずいものである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
山
(
やま
)
の
辺
(
べ
)
にい
行
(
ゆ
)
く
猟夫
(
さつを
)
は
多
(
おほ
)
かれど
山
(
やま
)
にも
野
(
ぬ
)
にもさを
鹿
(
しか
)
鳴
(
な
)
くも 〔巻十・二一四七〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
鼯鼠
(
むささび
)
は
木
(
こ
)
ぬれ
求
(
もと
)
むとあしひきの
山
(
やま
)
の
猟夫
(
さつを
)
にあひにけるかも 〔巻三・二六七〕 志貴皇子
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
猟
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“猟夫”で始まる語句
猟夫手記