トップ
>
爬
ふりがな文庫
“爬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
69.2%
か
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
泥も、藤から嵐のように飛び濺いでは空中でオギアオギアと鳴く小さいものになり、あちらに
爬
(
は
)
いこちらに爬い、地面一杯になった。
不周山
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
霧は次第に濃く群がってその草原の上を
爬
(
は
)
っている。其処此処に大小の小屋が眼に這入る、今の草刈どもの泊る小屋に違いない。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
爬(は)の例文をもっと
(9作品)
見る
か
(逆引き)
予の幼時和歌山で兎の足を貯え置き痘瘡を
爬
(
か
)
くに用いた。これその底に毛布を着たように密毛
叢生
(
そうせい
)
せる故で予の姉などは
白粉
(
おしろい
)
を塗るに用いた。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
例の勢のある馬は、断乎としていうことをきかないでいたところへ鞭でぴしりとやられたので、今度は断然と
爬
(
か
)
き登り出した。すると他の三頭の馬もそれに倣った。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
爬(か)の例文をもっと
(4作品)
見る
爬
漢検1級
部首:⽖
8画
“爬”を含む語句
爬虫類
爬虫
引爬
掻爬
爬行
後世爬龍
掻爬術
爬着
爬羅
爬羅剔抉
爬虫頚
爬虫館
爬蟲
爬蟲類
脚爬
“爬”のふりがなが多い著者
吉江喬松
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
チャールズ・ディケンズ
北村四海
魯迅
小島烏水
南方熊楠
木暮理太郎
平林初之輔
久生十蘭