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爬行
ふりがな文庫
“爬行”の読み方と例文
読み方
割合
はこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこう
(逆引き)
方々が
頽
(
くず
)
れて、谷底へと揺落してしまう、そうしてその分身が、水陸両棲の
爬行
(
はこう
)
動物のように、岩を蜿ねり、谷に下って、見えなくなる。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
古焼
新焼
(
しんやけ
)
と相
聯繋
(
れんけい
)
して、左右の濃い
蒼翠
(
そうすい
)
の間を
蜿蜒
(
えんえん
)
として
爬行
(
はこう
)
し、さながらそこに
巨巌
(
きょがん
)
の行進曲を奏でている
様
(
よう
)
に見える。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
反逆の魂、執著の業因が創造に
依
(
よ
)
って浄化させられるまでの、その過程における心理の探討に外ならぬものである。たとえば盲目の大虫が思量の暗黒の底に
爬行
(
はこう
)
する姿を見る。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
爬行(はこう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“爬行”の意味
《名詞》
爬行(はこう)
爬(は)って行(ゆ)くこと。
《動詞》
爬(は)って行(ゆ)く。
(出典:Wiktionary)
爬
漢検1級
部首:⽖
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“爬”で始まる語句
爬虫類
爬虫
爬
爬虫館
爬着
爬羅
爬蟲
爬虫頚
爬蟲類
爬羅剔抉
“爬行”のふりがなが多い著者
菊池幽芳
橘外男
小島烏水
蒲原有明
寺田寅彦