“爪甲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうかふ50.0%
そうこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室の隣には、開爐カムミノに炭火を焚きたる廣間あり。われはこれに退き入り、手に詩稾しかうりて、爪甲さうかふたなぞこを穿たんばかりに握りたり。嗚呼、我夢は一瞬の間に醒め、我希望は一瞬の間に破壞せられたり。
その爪甲そうこうより毛ようのごとき白繊維のもの続々出ずるなり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)