“詩稾”の読み方と例文
読み方割合
しかう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そは「チベリナ」學士會院(アカデミア、チベリナ)の演壇の、我が上りて詩稾しかうを讀み、又即興詩を吟ずることを許しゝがためなり。
室の隣には、開爐カムミノに炭火を焚きたる廣間あり。われはこれに退き入り、手に詩稾しかうりて、爪甲さうかふたなぞこを穿たんばかりに握りたり。嗚呼、我夢は一瞬の間に醒め、我希望は一瞬の間に破壞せられたり。