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煽起
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おだて
ふりがな文庫
“
煽起
(
おだて
)” の例文
先ず
彼奴
(
きゃつ
)
の帰るまで宿へ帰ってアノ髪の毛を理学的に試験するだ、夕方に成って又
茲
(
こゝ
)
へ来りゃ彼奴必ず帰って居るから其所で又少し
煽起
(
おだて
)
て遣れば
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
見込が有るに依て実は
彼奴
(
きゃつ
)
の意見の底を探りたいと下から出て
煽起
(
おだて
)
れば
図
(
ず
)
に乗てペラ/\と
多舌
(
しゃべ
)
りやがる、ヘン
人
(
ひと
)
、彼奴が経験経験と経験で以て探偵すれば此方は理学的と論理的で探偵するワ
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
爾
(
そう
)
だ僕は汗水に成て築地を聞合せたけどが博奕宿の有る所さえ分らなんだと斯う云えば彼奴必ず又図に乗て、手柄顔に自分の探偵した事も
悉皆
(
すっか
)
り
多舌
(
しゃべっ
)
て仕舞うテ無学な奴は
煽起
(
おだて
)
が利くから有難いナア
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
煽
漢検準1級
部首:⽕
14画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“煽”で始まる語句
煽
煽動
煽動家
煽情
煽飲
煽動者
煽情的
煽風器
煽立
煽切