煮団子ガルーシュキ)” の例文
どうしてどうして、難癖をつけるどころではありませんよ。これは正教徒の食物たべものです! 聖者や使徒たちも、みんな煮団子ガルーシュキを食つたのです。
「わしはこの煮団子ガルーシュキといふものを好かんのぢや!」と、父親は一と口食つて見てから、匙を下に置いて言つた。「味もそつけもないもんぢや!」
午餐おひるの用意は出来てゐますよ、お父さん、すぐに出しますわ! これ、煮団子ガルーシュキの壺を下しておいで!」
肉入団子ワレーニキに、小麦粉の煮団子ガルーシュキに、それからパムプーシェチキと、トヴチェーニチキと!」
だが、祖父が戻つたのはかなり夜更で、煮団子ガルーシュキも欲しくないといつて食はなかつた。
おふくろ煮団子ガルーシュキを少しさまさうと思つて大鍋から鉢へ小分けにして移してをりましたのさ。仕事の後で、皆んなひどく腹がへつてたもんだから、団子のさめるのが待ちきれなかつたんでさあね。