焼麺麭やきぱん)” の例文
やく三十分ののち彼は食卓に就いた。あつい紅茶をすゝりながら焼麺麭やきぱん牛酪バタを付けてゐると、門野かどのと云ふ書生が座敷から新聞を畳んで持つて来た。四つ折りにしたのを座布団のわきへ置きながら
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)