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無様
ふりがな文庫
“無様”の読み方と例文
旧字:
無樣
読み方
割合
ぶざま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶざま
(逆引き)
絶えまない不吉の稲妻と、襞もない亜麻の敷布が繋がれて、この
無様
(
ぶざま
)
な揺籃の底に目覚めてゐるとは誰が知らう。
逸見猶吉詩集
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
彼がこう名乗った時、大気都姫は驚いた眼を挙げて、今更のようにこの
無様
(
ぶざま
)
な若者を眺めた。素戔嗚の名は彼女の耳にも、明かに熟しているようであった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一つの
思惟像
(
しゆいぞう
)
として、
瞑想
(
めいそう
)
の頬杖をしている手つきが、いかにも
無様
(
ぶざま
)
なので、村人たちには怪しい迷信をさえ生じさせていたが、——そのうえ、鼻は欠け落ち
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
無様(ぶざま)の例文をもっと
(13作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
“無様”のふりがなが多い著者
逸見猶吉
長与善郎
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
江戸川乱歩
薄田泣菫
堀辰雄
海野十三
寺田寅彦
芥川竜之介