炭山やま)” の例文
炭山やまから来た漁夫が口のまわりに両手を円く囲んで、ハア、ハア息をかけながら、ひょいと角を曲ってきた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
そうしてこんな炭山やまの中には珍らしいお作の柔かい、可愛らしい両掌りょうての中に、日一日と小さく小さく丸め込まれて行くのであったが、それにつれて又福太郎は、そうしたお作との仲が
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
炭山やまの深夜
夜明の集会 (新字新仮名) / 波立一(著)
炭山やまが袖を上膊じょうはくのところまで、まくり上げて、眼の前ですかして見るようにかざした。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
「俺ア仕事サボるんだ。出来ねえ」——炭山やまだった。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)