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炭山
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やま
ふりがな文庫
“
炭山
(
やま
)” の例文
炭山
(
やま
)
から来た漁夫が口のまわりに両手を円く囲んで、ハア、ハア息をかけながら、ひょいと角を曲ってきた。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
そうしてこんな
炭山
(
やま
)
の中には珍らしいお作の柔かい、可愛らしい
両掌
(
りょうて
)
の中に、日一日と小さく小さく丸め込まれて行くのであったが、それにつれて又福太郎は、そうしたお作との仲が
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
炭山
(
やま
)
の深夜
夜明の集会
(新字新仮名)
/
波立一
(著)
炭山
(
やま
)
が袖を
上膊
(
じょうはく
)
のところまで、まくり上げて、眼の前ですかして見るようにかざした。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
「俺ア仕事サボるんだ。出来ねえ」——
炭山
(
やま
)
だった。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“炭”で始まる語句
炭
炭団
炭火
炭俵
炭薪
炭坑
炭焼
炭車
炭屋
炭取