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『夜明の集会』
ふりがな文庫
『
夜明の集会
(
よあけのしゅうかい
)
』
幽かなエンジンの響 ——炭山の深夜 午前三時 朝退けの号笛 未だ夜は明けぬ 寝たげな共同風呂場 とぎれとぎれの騒めき おい見たか ——採炭部の掲示板 浴槽の中は黙り勝ちだ 午前四時半 東の空白む 発電所の煙突 ——クッキリとしてきた 淡く …
著者
波立一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「プロレタリア芸術」1928(昭和3)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
号笛
(
サイレン
)
辺
(
ほとり
)
命令
(
いいつけ
)
殺
(
や
)
沸
(
たぎ
)
無
(
ね
)
周章
(
あわ
)
坑内
(
しき
)
炭山
(
やま
)
要
(
い
)
記号
(
しるし
)
馘
(
くび
)