“炊煙(けむり)” の例文
且(かつ)は我子(わがこ)を育てんという気の張(はり)あればおのずから弟子にも親切あつく良い御師匠(おししょう)様と世に用いられて爰(ここ)に生計(くらし)の糸道も明き細いながら炊煙(けむり)絶(たえ)せず安らかに日は送れど
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして労銀が下層にまでゆき渡るほど、町々の灯や炊煙(けむり)にも、庶民の謳歌(おうか)があらわれてくる。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)