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瀉
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しゃ
ふりがな文庫
“
瀉
(
しゃ
)” の例文
後その猴たりしと聞き皆地に拠ってこれを吐き、ことごとくその食を
瀉
(
しゃ
)
す、こはまだ始めより味を知らざるものなり(『淮南鴻烈解』修務訓)。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
北畠
顕家
(
あきいえ
)
軍の鎌倉突破は、いかにも、一
瀉
(
しゃ
)
千里に行ったようだが、これには、ほかの
助勢
(
じょせい
)
もあったのだ。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とお芳さんが一
瀉
(
しゃ
)
千
里
(
り
)
で言った。実際日本語とは思われない。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
隣人藤太これを羨み、長者より薬を貰い、今出川中将夫妻らに謁して芸を演じ損じ不浄を
瀉
(
しゃ
)
し、随身に打たれ血に塗れて敗亡した始末を述べたものだ。この話の根本らしいのが仏経にある。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
瀉
漢検1級
部首:⽔
18画
“瀉”を含む語句
吐瀉
一瀉千里
一瀉
暴瀉
澤瀉
平瀉
水沢瀉
沢瀉
瀉血
吐瀉物
瀉下
瀉瓶
象瀉
瀉藥
瀉蛙々々
直瀉
立沢瀉
補瀉
瀉海
瀉原
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