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潜幸
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せんこう
ふりがな文庫
“
潜幸
(
せんこう
)” の例文
やはり河内から大和へ
潜幸
(
せんこう
)
されていたものらしい。しかし、この方面は、相当、往来が多く、また
追捕
(
ついぶ
)
の兵も、第一に手を廻したはずのところである。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただし、このさい直接、奈良の東南院へ
潜幸
(
せんこう
)
されたとなす説と、一夜は
唐招提寺
(
とうしょうだいじ
)
に
入御
(
にゅうぎょ
)
して、奈良の動静をたしかめたうえ行かれたという二説がある。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帝の
潜幸
(
せんこう
)
事情を、漂流者のあてなしみたいに観て、長年もまた、勅の意外におどろき、俄に旗上げを計ったかのごとく伝えているが、この大冒険は双方共に
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“潜幸”の意味
《名詞》
人目をしのんで行幸すること。
(出典:Wiktionary)
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
“潜”で始まる語句
潜
潜戸
潜門
潜伏
潜水夫
潜々
潜行
潜入
潜然
潜望鏡