“漕納”の読み方と例文
読み方割合
こぎおさめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはどういう事実だと聞くと、長年このわたしをやッていた船頭が、もう年を取ッたから、今度息子むすこを譲ッて、いよいよ隠居いんきょをしようという、このが老船頭、一世一代いっせいちだい漕納こぎおさめだというんだ。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)