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滑走
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かっそう
ふりがな文庫
“
滑走
(
かっそう
)” の例文
飛行艇が離水する前に、はげしいいきおいで水上
滑走
(
かっそう
)
をする。そのとき
浪
(
なみ
)
がおこって、窓にぶつかる。窓は浪で白く洗われ、外が見えなくなる。
恐竜艇の冒険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
トビウオがとぶように、船体はほとんど水面をはなれて、空中を
滑走
(
かっそう
)
しています。へさきの切る水しぶきは、みごとに左右にわかれ、大きな噴水が走って行くようです。
青銅の魔人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
サイクロレエンに乗っていた
酔
(
よ
)
っぱらいの水兵が、
滑走
(
かっそう
)
の途中、立ち上がり、横木にはさまれて
頸
(
くび
)
を折ったとか、赤ん坊を
抱
(
だ
)
いた若妻が滑りおちる恐怖にたえかね、子供を手放したので
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
とたんにガスの放出はとめられ、艇は
滑走
(
かっそう
)
で前進する。艇の通りすぎるうしろには、もうもうと砂煙があがって、まるで艇が火災を起したようだ。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
怪塔ロケットにつながって、一万メートルの上空を
滑走
(
かっそう
)
していく青江機上では、小浜・青江の二勇士が顔色一つかえずにのんきな話をつづけています。
怪塔王
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
爆音が高くひびくと、空魔艦は氷上に
滑走
(
かっそう
)
をはじめた。ぴんと張った両翼は、どう見ても巨大ないきもののように思えてならない。そのうちに空魔艦はふわりと空中に浮いた。
大空魔艦
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
出発のときは、胴体から
引込
(
ひきこ
)
み式の三
脚
(
きゃく
)
をくりだして、これによって
滑走
(
かっそう
)
した。そのとき、やはり胴体から
水平翼
(
すいへいよく
)
と
舵器
(
だき
)
が引き出されて、ふつうの飛行機とどうように地上を滑走した。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“滑走”の解説
滑走(かっそう)とは滑るように走ることである。スキーやスノーボード、アイススケート、橇など氷上や雪上を滑ることも滑走という。
(出典:Wikipedia)
滑
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
“滑走”で始まる語句
滑走路
滑走場
滑走甲板