“かっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滑走87.5%
褐藻12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サイクロレエンに乗っていたっぱらいの水兵が、滑走かっそうの途中、立ち上がり、横木にはさまれてくびを折ったとか、赤ん坊をいた若妻が滑りおちる恐怖にたえかね、子供を手放したので
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
とたんにガスの放出はとめられ、艇は滑走かっそうで前進する。艇の通りすぎるうしろには、もうもうと砂煙があがって、まるで艇が火災を起したようだ。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
咸竟かんきょう南北道、図們江ツーメンキャン、沿海州、樺太からふと、千島、オホーツク海、白令ベーリング海、アリュウシャン群島に到る暖流、寒流の温度百余個所をノート無しでスラスラと列挙し、そこに浮游する褐藻かっそう緑藻りょくそうの分布
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)