“滅裂”の読み方と例文
読み方割合
ばらばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、お杉のいかれる顔は宛然さながらの鬼女であった。加之しかも高い所から再三転げ落ちて、つるぎの如き岩石にうたつんざかれたので、古い鳥籠をこわしたように、身体中の骨は滅裂ばらばらになっていた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)