“源俊頼”の読み方と例文
読み方割合
みなもとのとしより100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは金葉時代の大立物源俊頼みなもとのとしよりの歌ばかりであるが、『金葉』『詞花』に取られたのは大体この程度であった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
その中で一番有名なのは源俊頼みなもとのとしよりの『散木奇謌集さんぼくきかしゅう』の中の、「尼上あまうへうせたまひて後、みみらくの島のことを思ひ出でてよめる」という詞書ことばがきのある歌であるが
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『新撰朗詠集』の撰者でもあり、『金葉集』の撰者源俊頼みなもとのとしよりと対立して下らなかった人。顕広はむしろ俊頼の歌風を好んだが、十六歳の頃すでに世を去っていたから、基俊につくのほかなかった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)