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源之助
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きのくにや
ふりがな文庫
“
源之助
(
きのくにや
)” の例文
壁には
薄
(
うっす
)
り、
呼吸
(
いき
)
の
痕
(
あと
)
と、濡れた唇が幻にそのまま残って、蝶吉の体は
源之助
(
きのくにや
)
の
肖顔画
(
にがおえ
)
が抜出したようになって、
主婦
(
おかみ
)
の手で座敷の
真中
(
まんなか
)
へ突入れられて、足も
溜
(
たま
)
らず、
横僵
(
よこだお
)
れになったが、男の
傍
(
そば
)
。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あの
毛唐人奴
(
けとうじんめ
)
等、勝山のお嬢さん、今じゃあ柳屋の姉さんだ、それでも柳橋
葭町
(
よしちょう
)
あたりで、今の
田圃
(
たんぼ
)
の
源之助
(
きのくにや
)
だの、
前
(
ぜん
)
の田之助に
肖
(
に
)
ているのさえ、何の不足があるか、お夏さんが通るのを見ると
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“源之”で始まる語句
源之丞