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温泉嶽
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うんぜんだけ
ふりがな文庫
“
温泉嶽
(
うんぜんだけ
)” の例文
新字:
温泉岳
その中でも肥前の
温泉嶽
(
うんぜんだけ
)
の附近にあるものは、ことに哀れでまた児童と関係がありますから、一つだけここに出して置きます。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そこは峠の絶頂で眼の下に底知れぬ闇の如く黒く
展
(
ひろ
)
がつてゐる
千々岩灘
(
ちゞはなだ
)
が一眼に見え、左手には
宛
(
さなが
)
ら生ける巨獣の頭の如く厖大に見える島原の
温泉嶽
(
うんぜんだけ
)
が
蜿々
(
ゑん/\
)
と突き出てゐる。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
家いでて来にしたひらに
青膚
(
あをはだ
)
の
温泉嶽
(
うんぜんだけ
)
の道見ゆるかな
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しかし更に一層残酷な拷問、——
温泉嶽
(
うんぜんだけ
)
の沸騰する熱湯の中に逆吊りに浸たされた時、彼は遂に夢中で転宗を叫んだのであつた。転宗を一度叫んだ以上彼はもう「天国とは縁が切れた」のである。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
嶽
部首:⼭
17画
“温泉”で始まる語句
温泉
温泉宿
温泉場
温泉町
温泉塲
温泉岳
温泉津
温泉壺
温泉行
温泉地