“うんぜんだけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
温泉嶽42.9%
温泉岳42.9%
温仙岳14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは峠の絶頂で眼の下に底知れぬ闇の如く黒くひろがつてゐる千々岩灘ちゞはなだが一眼に見え、左手にはさながら生ける巨獣の頭の如く厖大に見える島原の温泉嶽うんぜんだけ蜿々ゑん/\と突き出てゐる。
肥前ひぜん温泉岳うんぜんだけたか千三百六十米せんさんびやくろくじゆうめーとる)は時々とき/″\小規模しようきぼ噴火ふんかをなし、少量しようりよう鎔岩ようがんをも流出りゆうしゆつすることがあるが
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
とはこれ頼山陽が「見温仙岳うんぜんだけ」の絶句——この詩を誦し去りて、われらは先づ肥前の国に入る。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)