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渡瀬
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わたらせ
ふりがな文庫
“
渡瀬
(
わたらせ
)” の例文
若し夫れ足尾の峯を攀ぢ
渡瀬
(
わたらせ
)
の流を下るの後は髣髴として「足尾鑛毒問題」なる一個の面影を描くに
庶幾
(
ちか
)
からんか、(二月十五日夜佐野町にて木下生)
佐野だより
(旧字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
『
十六夜
(
いざよい
)
日記残月抄』に、間々は
儘
(
まま
)
にて、土が心の儘に崩るる所をいう。上野の大真間などもその意なりとあり。げにも
渡瀬
(
わたらせ
)
川の高崖にて、躍滝というあたりなどはさる所なり。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
渡瀬
(
わたらせ
)
沿岸なる
早川田
(
さかはた
)
の雲龍寺に撞き鳴らす警鐘を合圖に簔笠、糧を包みて集會せるもの二百、三百忽にして五百
佐野だより
(旧字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
渡瀬
(
わたらせ
)
の板橋を越へ、
左手
(
ゆんで
)
なる田中の一林中に彼の雲龍寺の堂棟を眺め、仰で遙かに足尾の高根を望み、湧き出づる萬感の間に一道の理會を試みつゝ急ぎぬ
佐野だより
(旧字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
“渡”で始まる語句
渡
渡船
渡世
渡舟
渡殿
渡場
渡頭
渡渉
渡口
渡船場