“渡御”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とぎょ55.6%
わたり33.3%
とぎよ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……が、それにしても、渡御とぎょの道筋の両側に隙間なく桟敷を結って、何千という人目がある。しかも、真ッ昼間。
渡御わたりに出て、すっかり疲れ切っていたが、しかし、他吉は夜が明けて路地の空地で行われる朝のラジオ体操も休まなかった。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
大祓祭おほはらひまつり摂津せつつ住吉すみよし神社の神事の一つであることは、云ふまでもありませんが、その神輿みこし渡御とぎよさかひのお旅所たびしよへある八月一日の前日の、七月三十一日には、和泉いづみ鳳村おほとりむらにある大鳥おほとり神社の神輿の渡御が
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)