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清廉潔白
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せいれんけっぱく
ふりがな文庫
“
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)” の例文
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
な士道の君主として、今日まで、公私の
行状
(
おこない
)
に、
些細
(
ささい
)
な
瑕
(
きず
)
も持たない人であった。顔をうなずかせて、すぐに云った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金に
依
(
よ
)
って、保護されていない人格などは、要するに
当
(
あて
)
にならないのだ。
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
など云うことも、本当に経済上の保証があって出来ることだよ。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「おじさん、そいでもね、まちがえて持ってきたんだってよ。ほんとにとっていくつもりじゃなかったんだよ。ぼくにね、人間は
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
でなくちゃいけないっていってたよ」
うた時計
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
上役の
憎悪
(
にくしみ
)
を受けて、
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
の身を殺さねばならなくなったのを、子供心に見て以来、いわば、社会の不合理な組織を、
憎
(
にく
)
み
嘲
(
あざ
)
む、激情止み難く、
遂
(
つい
)
に、無頼に持ち崩し、とうとう
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「これね、おじさん、
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
の廉て字だよ」
うた時計
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
「
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
の
廉
(
れん
)
だよ」
うた時計
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
“清廉潔白”の意味
《名詞・形容動詞》
行動などが綺麗で私欲が無くて、後ろめたいことが無いこと。
(出典:Wiktionary)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
廉
常用漢字
中学
部首:⼴
13画
潔
常用漢字
小5
部首:⽔
15画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“清廉潔”で始まる語句
清廉潔癖