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『うた時計』
ふりがな文庫
『
うた時計
(
うたどけい
)
』
二月のある日、野中のさびしい道を、十二、三の少年と、皮のかばんをかかえた三十四、五の男の人とが、同じ方へ歩いていった。 風がすこしもないあたたかい日で、もう霜がとけて道はぬれていた。 かれ草にかげをおとして遊んでいるからすが、ふたりのすがた …
著者
新美南吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
ぺい
)
廉
(
れん
)
周作
(
しゅうさく
)
命日
(
めいにち
)
坊
(
ぼう
)
墓
(
はか
)
小僧
(
こぞう
)
川原
(
かわら
)
廉坊
(
れんぼう
)
時計
(
とけい
)
枯木
(
かれき
)
枯野
(
かれの
)
稲積
(
いなづみ
)
背中
(
せなか
)
連絡
(
れんらく
)
霜
(
しも
)