“稲積”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いなづみ75.0%
いなつみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初に言い出した地蔵様は甲府の東光寺にある稲積いなづみ地蔵で、次に山を蹴破ったのが蹴裂けさく明神で、河の瀬を作った不動様が瀬立せだち不動で、山を切り穴を開いた神様が
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
飛衣とびぎぬ六股むつまたの倉に、稲積いなづみの下に置いてあると歌うのを母が聴いて、それを見つけて天へ還って行くので、近頃日本青年館で演出せられた銘苅子めかるしいなども、またその一つの文芸化であるが
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
稲村いなむらまたは稲積いなつみというものの各地の方言が数多く集められていた際に、中部以東の日本の広い地域に、現在なお行われているニホ・ニョウその他これに近い色々の名称は
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)