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海阪
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ウナザカ
ふりがな文庫
“
海阪
(
ウナザカ
)” の例文
だから、沖縄とは正反対になつて居るが、
海阪
(
ウナザカ
)
の
彼方
(
オチカタ
)
には、神でもあり、悪魔でもある所のものの国があると考へたのが、最初なのだ。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
彼らは、もつと手近い
海阪
(
ウナザカ
)
の末に、わたつみの国と言ふ、
常世
(
トコヨ
)
を観ずる様になつて来た。いろこの宮を、さながら
常世
(
トコヨ
)
と考へることは、やはり後の事であるらしい。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
而もその呪詞は、此
土
(
くに
)
に生れ出たものとは、古代においては、考へられては居なかつた。即、古代人の所謂
海阪
(
ウナザカ
)
の、彼方にあるとした
常世
(
トコヨ
)
の国から齎されたもの、と考へたのである。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
阪
常用漢字
小4
部首:⾩
7画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人