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浮田
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うきた
ふりがな文庫
“
浮田
(
うきた
)” の例文
その
他
(
ほか
)
、味方と数える者が、どれ程、腰がすわっているか、疑問ではないか、たとえば
金吾中納言
(
きんごちゅうなごん
)
——
浮田
(
うきた
)
——そのほか。
大谷刑部
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我が早稲田大学教授たる
浮田
(
うきた
)
〔和民〕博士、
安部磯雄
(
あべいそお
)
氏なども直接新島君の感化を受けた人々であるそうだが、いずれも人格の立派な学者である。
新島先生を憶う:二十回忌に際して
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
私の家は代々
備前
(
びぜん
)
国
上道
(
じやうたう
)
郡
浮田
(
うきた
)
村の里正を勤めてゐた。浮田村は古く
沼
(
ぬま
)
村と云つた所で、
宇喜多直家
(
うきたなほいへ
)
の
城址
(
じやうし
)
がある。其
城壕
(
しろぼり
)
のまだ残つてゐる土地に、津下氏は住んでゐた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
金吾中納言秀秋
(
きんごちゅうなごんひであき
)
が敵に内応して、東軍とともに、味方の石田三成をはじめ、
浮田
(
うきた
)
、島津、小西などの陣へ、
逆
(
さか
)
さに
戈
(
ほこ
)
を向けて来た一転機からの総くずれであった。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浮田
(
うきた
)
中納言の一部隊につき、軽輩な一兵士として出陣したに過ぎないことは想像に
難
(
かた
)
くない。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
勝軍
(
かちいくさ
)
の手をゆるめずに、関ヶ原崩れの石田、
浮田
(
うきた
)
、小西などの残党を狩りたてているに違いはないので、この月夜に里へ這いだしてゆくには、危険だという考えもないではなかったが、又八が
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おううい。……
牟礼
(
むれ
)
どの、
浮田
(
うきた
)
どの、ご両所か、そこにおるのは」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“浮田”で始まる語句
浮田甚兵衛
浮田直家
浮田勢
浮田家
浮田和民
浮田秀家
浮田秀秋
浮田鴨丸
浮田中納言
浮田金太夫