“流麗”の読み方と例文
読み方割合
りゅうれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という意味がこの手紙の書きだしで、流麗りゅうれいな女の手跡しゅせきが、順にほぐれゆくに従って、万吉の眼底異様な光を帯びてきた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
流麗りゅうれいな歌調のうちに重みをたたえて特殊の歌品を成就じょうじゅしている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)