“流行正月”の読み方と例文
読み方割合
はやりしょうがつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春から夏の初へかけていまわしい凶事が続くと、早々その年をおしまいにするために、流行正月はやりしょうがつと名づけて六月の朔日ついたちに、もう一度餅をき正月の形をする風習は
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
是は流行正月はやりしょうがつと称して何か悪い年に、一般にもう一度年を取り直し、それから後を翌年にする俗習がしばしばくり返され、その日が多くは六月朔日ついたちであったことを知れば
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)