流浪者るろうしゃ)” の例文
さきにその忠勇を共にしたる戦死者負傷者ふしょうしゃより爾来じらい流浪者るろうしゃ貧窮者ひんきゅうしゃに至るまで、すべて同挙どうきょ同行どうこうの人々に対していささ慙愧ざんきの情なきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
別荘べっそうができ、りっぱなまちができましたけれど、庭園ていえんから主人しゅじんされるがきました。そして、主人しゅじんもまた、流浪者るろうしゃとなってしまったのです。
花咲く島の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)