“波騒”のいろいろな読み方と例文
旧字:波騷
読み方(ふりがな)割合
なみさい50.0%
なみざい37.5%
なみざ12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“波騒”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
遠い塀のそとからは師直の軍勢が波騒なみさいの中に似るここへ、最後の返答をうながすようなどよめきを朝と共に性急にしていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暗い波騒なみさい真夜半まよなか、船は、三好党の見張りの眼をしのんで、沖へまぎれ去った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
左右の側近輩はぎょッと顔から顔へ波騒なみざいをよびおこした。明らかなうろたえが表に出た。高氏はしかし、
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
関門海峡は、この日も北九州名物といってよい冬風の波騒なみざいだった。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
霧もふかく、夜も明けきれていないので、柳の木々は、しずくをもち、大河の水もまだ眠たげで、江口の岸に、波騒なみざいも立てていない。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)