“永当”の読み方と例文
読み方割合
えいとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば他はみな晩景の開場なるにかかわらず、これのみひとり昼夜二回の興行ともに、その大入りは永当えいとうたり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
当人も大張り切りで、せいこんかぎりに一代の芸を尽してお目にかけたいといっておりますれば、ゆるゆるとひとつご観覧なあって永当えいとう永当えいとう贔屓ひいきのほどをいねがっておきまして——さて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)