“気病(きやま)” の例文
旧字:氣病
お露も新三郎を思って長い間気病(きやま)いのようになっているところであった。お露はもう慎みを忘れた。お露は新三郎の手を執(と)って蚊帳の中へ入った。
円朝の牡丹灯籠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
産児の臍緒(えな)が落ちていたというので、辻の通行止めがあったり、火災の出た場所の土をふるわせて、火の神を祀(まつ)ったり、およそ気病(きやま)いの厄神(やくがみ)が、上流層の心に
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)