気合きあひ)” の例文
旧字:氣合
それはもうお前の言ふのはもつともだけれど、お前と阿父おとつさんとはまる気合きあひが違ふのだから、万事考量かんがへが別々で、お前の言ふ事は阿父さんのはらには入らず、ね
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
慢心や笑容を去つて、粛然たる気合きあひになれば、悪いことは生ずべきで無い。
震は亨る (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)