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残渣
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ざんさ
ふりがな文庫
“
残渣
(
ざんさ
)” の例文
かくて地上生活の
残渣
(
ざんさ
)
はきれいに洗い浄められ、魂は絶対無限の至高境に向って、ただ上へ上へと進んで行くのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
ところが、牛乳を鑵からあけてしまうと、彼女は、ふと鑵の底に、緑色をした
残渣
(
ざんさ
)
のあるに気附いた。
誤った鑑定
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
明るさが次第に、野に丘に海に加わって行く。何か起るに違いない。生活の
残渣
(
ざんさ
)
や
夾雑物
(
きょうざつぶつ
)
を掃出して呉れる何かが起るに違いないという
欣
(
よろこ
)
ばしい予感に、私の心は膨れていた。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
われ等は心からそれ等の人達を使って、通信を送りたいのであるが、われ等はその前に、彼等の向上前進を不可能ならしむる、盲信と独断の
残渣
(
ざんさ
)
を一掃し去らねばならぬ。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
“残渣(かす)”の解説
かす(滓、糟、粕、残渣)は、原料となる液体や固体などから目的の成分を取り除いた後に残る不純物やあまりの部分。絞り残りなど。転じて、良い部分を取り去って後に残った不用の部分。劣等なもの。つまらぬもの。
(出典:Wikipedia)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
渣
漢検1級
部首:⽔
12画
“残”で始まる語句
残
残酷
残念
残骸
残余
残虐
残忍
残滓
残喘
残燈