“死児”の読み方と例文
旧字:死兒
読み方割合
しじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻は台所の土間どま藁火わらびいて、裸体らたい死児しじをあたためようとしている。入口には二、三人近所の人もいたようなれどだれだかわからぬ。民子、秋子、雪子らの泣き声は耳にはいった。
奈々子 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
死児しじのひたひに
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)