“歳事記”の読み方と例文
読み方割合
さいじき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふ御降おさがりである。もつと歳事記さいじきしらべて見たら、二日ふつかは御降りと云はぬかも知れぬ。が蓬莱ほうらいを飾つた二階にゐれば、やはり心もちは御降りである。下では赤ん坊が泣き続けてゐる。
点心 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)