“歳徳”の読み方と例文
読み方割合
としとく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前に述べた金神もその一つだが、このほかに歳徳としとくと申すものがある。これは年中第一の有徳うとくの方角にして、万徳の集まる吉方といわれている。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
第七種(暦日編)歳徳としとく金神こんじん八将神はちしょうじん、鬼門、月建げっけん、土公、天一天上、七曜、九曜、六曜、十二運
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
従来の暦書には方位の吉凶を掲げ、人多くこれに照らして判断することなるが、その第一は歳徳としとくと申すものじゃ。これは年中の有徳の方角にして、万福のきたり集まる吉方であると申しておる。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)