此淵ここ)” の例文
祖父ぢいさんの咄で、お祖父ぢいさんのお祖父さんが此淵ここへ沈んだ時は三日たつても死骸が上らず、とりはひつた番頭まで出られなくなつて、しまひには如何どうとかして擔ぎげたと聞いた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)