トップ
>
機織虫
>
はたおりむし
ふりがな文庫
“
機織虫
(
はたおりむし
)” の例文
旧字:
機織蟲
あやなき闇のなかに湯の匂いのする町家の方へたどってゆくと、夜はようやく寒くなって、そこらの垣に
機織虫
(
はたおりむし
)
が鳴いていた。
秋の修善寺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
久「えゝと、待てよ……お前と
夫婦
(
みょうと
)
になるなれば、
私
(
わし
)
は表で
馬追
(
むまお
)
い虫、お前は内で
機織虫
(
はたおりむし
)
よ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
機織虫
(
はたおりむし
)
は
十五夜お月さん
(旧字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
麹町にいた時には、秋の初めになると
機織虫
(
はたおりむし
)
などが
無暗
(
むやみ
)
に飛び込んで来たものであるが、ここではその鳴く声さえも聴いたことはなかった。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
麹町にいたときには、秋の初めになると
機織虫
(
はたおりむし
)
などが
無暗
(
むやみ
)
に飛び込んで来たものであるが、ここではその鳴く声さえも聴いたことはなかった。
郊外生活の一年:大久保にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
あやなき闇のなかに湯の匂いのする町家へたどってゆくと、夜はようやく寒くなって、そこらの垣に
機織虫
(
はたおりむし
)
が鳴いていた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どこやらで水の音がひびいて、その間に
機織虫
(
はたおりむし
)
の声もきれぎれに聞こえた。
山椒魚
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“機織”で始まる語句
機織
機織場
機織女
機織台
機織結
機織唄
機織娘
機織部
機織屋
機織工