“機織台”の読み方と例文
読み方割合
はたおりだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛衛は新入の門人に、まずまたたきせざることを学べと命じた。紀昌は家に帰り、妻の機織台はたおりだいの下にもぐんで、そこに仰向あおむけにひっくり返った。
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)
それから、勝手元の片づけものを済まし、それが片づくと、土間の機織台はたおりだいの前に腰をかけた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)