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樹間
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じゅかん
ふりがな文庫
“
樹間
(
じゅかん
)” の例文
それが、ふたりの
体
(
からだ
)
とともに、ザーッとふかい
樹間
(
じゅかん
)
の
空
(
くう
)
をおちていった。あッというまさえなく、すべては一しゅんのまに、思いきッた
解決
(
かいけつ
)
をとげた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御岳ののぼり口には、いくつもの小屋や
厩
(
うまや
)
や
湯呑所
(
ゆのみじょ
)
などが
建
(
た
)
っていた。いま山は
紅葉
(
もみじ
)
のまっさかりで、
山腹
(
さんぷく
)
山上
(
さんじょう
)
、ところどころに
鯨幕
(
くじらまく
)
やむらさきだんだら
染
(
ぞめ
)
の
陣幕
(
じんまく
)
が、
樹間
(
じゅかん
)
にひらめいて見える。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白鳥
(
しらとり
)
のみねの
樹間
(
じゅかん
)
にみえる
大鳥居
(
おおとりい
)
の
懸額
(
かけがく
)
を、キッと横ににらんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“樹間”の意味
《名詞》
木と木が生えている(植えてある)間隔。
(出典:Wiktionary)
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“樹間”で始まる語句
樹間隠